2018-19チャンピオンズリーグ準決勝 第2試合(2019年5月7日)
オリギ2 (7、79)
ワイナルドゥム2 (54、56)
リバプールFCのホーム、『アンフィールド・スタジアム』ではUEFAチャンピオンズリーグの長い歴史において数々の名勝負が演じられてきた。しかし、2018-19シーズンの準決勝第2試合ほど、ドラマチックな試合はない。
5月2日に開催された第1試合ではFCバルセロナの良さばかりが目立った。ルイス・スアレスとリオネル・メッシの2得点によって3-0と勝利したバルセロナの勝ち抜きが濃厚となっていた。ホームで逆転を目指すリバプールだったが、モハメド・サラーとロベルト・フィルミーノを欠いて自慢の『フロント・スリー』に頼ることもできない苦しい状況。にもかかわらずリバプールは大胆不敵な戦いぶりで不可能なミッションに挑む。すると、7分にディヴォック・オリギが先制ゴールを奪い、54分と56分には後半から登場したジョルジニオ・ワイナルドゥムが加点。さらに79分にオリギがネットを揺すり、4-0の勝利を引き寄せて決勝への扉を開いた。決勝でもトッテナムを撃破したリバプールが6回目の欧州制覇を成し遂げた。
FCバルセロナの攻略法
リバプールの選手とコーチングスタッフはミッション・インポッシブルをいかなる準備と戦略によって攻略したのか? リバプールのアシスタント・マネジャーであるペップ・リンダースが解説する。
彼らが注目したのはスアレスやメッシといった前線に並ぶ巨人だけではなかった。チームをコントロールする3つの起点に着目し、3人のキー・プレーヤーをコントロールし、封じることを柱とした戦い方を選んだ。また、リンダースは「チェイス」と「プレス」の違いについても考え方を明らかにしている。さらにはリバプールのディフェンスが掲げる目標も教えてくれている。
センセーショナルな勝利を手繰り寄せたプランをチームの中枢にいる人物が明かすインタビューを楽しんでほしい。
14/7
SHOTS / ON TARGET
8/5
45.2%
POSSESSION
54.8%
30
ATTACKS INTO AREA
22
2.81
EXPECTED GOALS (XG)
1.02