シャビ・アロンソ
選手時代:レアル・ソシエダ(2000-04)、リバプール(2004-09)、レアル・マドリード(2009-14)、バイエルン・ミュンヘン(2014-17)
仮に、選手時代に受けた教育が指導者としての可能性を決める重要な要素であるならば、シャビ・アロンソが最高のコーチであることを証明する日が訪れるだろう。
彼がレアル・ソシエダでデビューしたのは18歳の時だった。ジョン・トシャック監督の下、見事なプレーを披露して2004年にはリバプールに移籍。ラファ・ベニテスにとって最も重要な選手の一人となった。
5年間、アンフィールドでプレーして大成功を収めたのち、レアル・マドリードに移籍。マヌエル・ペジェグリーニ、ジョゼ・モウリーニョ、カルロ・アンチェロッティの下でプレーし、ここでも多くのタイトルを獲得した。32歳になっていた彼は2014-15シーズン、ペップ・グアルディオラを追いかけてバイエルン・ミュンヘンと契約し、3シーズン後、ドイツで引退した。
シャビ・アロンソの選手キャリアが最も充実していた時期は、スペインが世界最強チームであった時期と重なる。故ルイス・アラゴネス監督(1938年7月28日-2014年2月1日)の下、2008年のEUROで優勝し、ビセンテ・デル・ボスケ監督のもとは2010年のワールドカップと2012年のEUROも制覇している。
レアル・ソシエダBで監督キャリアをスタートさせたシャビ・アロンソ。『The Coaches’ Voice』の独占インタビューでは、各クラブでの自分の役割、そしてその役割が一緒にプレーする選手や監督、対戦相手によってどのように変化していったかを語ってくれた。